(ブルームバーグ):18日の欧州債券市場は、イングランド銀行(英中央銀行)が示した将来の利下げ見通しが市場の期待よりタカ派的だったことを受け、英国債が売られた。
英2年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.74%、5年債利回りは2bp上昇して3.93%となった。
イングランド銀行のベイリー総裁は、25bpの利下げを発表した後、金利は引き続き「緩やかな下降路線」にあるが、さらなる利下げは「より慎重な判断」が必要になると述べた。短期金融市場は、イングランド銀行が来年中にあと1回利下げする可能性を支持している。
ドイツ債は中期債が買われ、5年債利回りは2bp低下して2.45%となった。
欧州中央銀行(ECB)は、同日の政策委員会会合で中銀預金金利の据え置きを決めた。関係者によると、当局者は最新の経済予測に基づき、利下げ局面がほぼ終了する公算が大きいとみている。スワップ市場は、ECBが来年末までに25bp利上げする可能性を約15%と見積もっている。
欧州株は史上最高値で取引を終えた。同日発表された11月の米消費者物価指数(CPI)で物価の伸びの鈍化がみられた一方、ECBが欧州経済の成長が加速するとの予測を示したためだ。
ストックス欧州600種指数は1%上昇し、取引を終えた。ECBは最新の四半期経済予測で、2028年までに経済成長が堅調化し、インフレ率が2%に戻るとの見通しを示した。
英FTSE100種株価指数は一時上昇分を消したものの、再び上昇に転じ0.6%高で取引を終えた。
12月18日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:Gilts Lag After BOE Disappoints on Guidance: End-of-Day Curves、UK, German Bonds Underperform After Hawkish Central Bank Signals、European Stocks Close at a Record After Soft US Inflation Print(抜粋)
--取材協力:Sagarika Jaisinghani.
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