12日の米国株式市場では、人工知能(AI)向けの電力需要拡大が追い風になるとみられる銘柄が売り込まれている。前日引け後にブロードコムが発表した決算で、AI関連の売上高見通しが投資家の高い期待に届かなかったことが嫌気されている。

またオラクルがOpenAI向けに進めているデータセンター計画の一部について、完成時期を2027年から2028年に延期したとのブルームバーグの報道も材料視されている。

発電関連株ではコンステレーション・エナジー、ビストラ、オクロ、ニュー・スケールが軒並み下落。

キャタピラーやGEベルノバ、バーティブ、アンフェノール、イートン 、カミンズ、ブルーム・エナジーなど、電力設備やデータセンター向け製品を手がける銘柄も売られている。

S&P1500建設・エンジニアリング指数は一時6.2%下落し、日中としては8月1日以来の大幅安となった。

またAIキャンパス開発を手がけるフェルミの株価が一時46%急落した。テキサス州西部で計画するAIキャンパスに関連して、テナントが1億5000万ドル(約230億円)の契約を取り消したと発表。これを受けてAIブームへの懸念が高まった。同社は元テキサス州知事リック・ペリー氏が共同創業者に名を連ねる。

原題:Power Stocks Sink as Investors Flee Bets Linked to AI (1)、AI Campus Developer Fermi Plunges After Tenant Terminates Lease(抜粋)

--取材協力:Henry Ren.

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