12月10日は多くの企業で冬のボーナスが支給される日です。最新の調査では約2割の企業がボーナスの額を引き上げるとしていますが、年末のお財布事情なども含めて、街で取材しました。

「150万円」の回答も!街で聞いた2025年冬のボーナス

2025年の冬のボーナスについて街で伺いました。

外資系コンサルタント(20代)
「75万円くらいってところです。働いている量的にはもうちょっと欲しい気はします」

小売業(40代)
「40万円です。掃除機が壊れたので、ちょっと高いものを買おうかなと」

管理職(60代)
「60万くらいですかね。年齢的に考えると、もう十分もらいすぎかなと」

帝国データバンクの2025年の冬のボーナスに関する調査によると、支給額は「変わらない」と答えた企業が約半数、2割の企業は「増加する」としています。

金融関係(30代)
「150万円くらいです。(前回と)同じくらいです」

IT系営業(20代)
「50万円後半とかですかね。まだ入社して10年以下なので、上がるっていったらこんなものかな」

中にはこんな回答も…

契約社員(50代)
「ボーナスなしです。年俸制だったので」

働き方や給与体系などの多様化もあり、約1割、12%の企業が「ボーナスの支給はない」としています。

会社員(50代)
「年俸制なので、(賞与分が月給に)もともと入っている」

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によると、民間企業の2025年の冬のボーナス一人あたりの平均支給額は42万2989円。

街で聞いてみても、多くの方がその前後の金額を示しました。

宿泊関係(20代)
「35万円くらい。ちょっと増えました。うれしいですね、『推し活』に使いたかったので。K-POPなのですが、CDを買ったりしています」

とは言え、「全てを使い切る」というワケではないようで…

宿泊関係(20代)
「残りは貯蓄や、つみたてNISAに使う。『老後に備えよう』みたいな感じ」

「半分は使って半分は貯めたい」。多くの方が、その狭間で揺れ動いていました。

幼稚園の先生(20代)
「50万円いかないくらい。(Q.何に使う?)服とかですかね。あと貯金。食材・食品とか何するにも『高い』と最近思うので、給料がその分やっぱり『低い』と思うようになりました」