防衛費増額の財源をめぐって岸田総理が「国民が自らの責任として対応すべき」と発言したとされる問題について、自民党はホームページで「国民」を「我々」に修正しました。

自民党の茂木幹事長は13日の役員会後の記者会見で、岸田総理が会議の中で防衛費の財源をめぐり、「今を生きる国民が自らの責任としてしっかりその重みを背負って対応すべきものである」と発言したと紹介しました。

これについて政府関係者は「岸田総理は『今を生きる国民』ではなく『今を生きる我々』と発言した」として、自民党のホームページを修正したと明らかにしました。

岸田総理が発したとされた“国民の責任”発言をめぐっては、SNS上で批判が相次いでいますが、この政府関係者は「国が上から責任を押しつける意味では全くない」と強調しています。