中国の航空各社は、日本を発着する便の航空券を無料でキャンセルできる措置を来年3月28日まで延長しました。

中国メディアによりますと、無料でキャンセルや変更ができる措置を延長した航空会社は、中国国際航空や中国東方航空、中国南方航空、海南航空、春秋航空などです。

これらの航空各社は、中国外務省が先月14日、高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁を理由に当面、日本への渡航を控えるよう注意喚起したことを受け、日本を発着する便の航空券のキャンセルや変更を無料で行える措置を実施。

対象を「今月31日までに日本を発着する便」としていましたが、「来年3月28日までに日本を発着する便」に変更し、期間を延長しました。今回延長となった期間には来年2月の春節の大型連休が含まれるため、日本の観光業界への影響が懸念されます。