日本でも親しまれている料理、「カルボナーラ」のはずですが…いま、カルボナーラの作り方をめぐり、ニセモノなのかホンモノなのか大議論になっています。
「カルボナーラ論争」きっかけは農業相のSNS投稿
ローマの人
「伝統的な材料で作っていないなら、カルボナーラと呼ぶべきじゃない」
「おいしいかもしれないが、本物ではない」

イタリアで起こった「カルボナーラ」をめぐる騒動。きっかけは11月、イタリアの農業相が投稿したSNSでした。
ロッロブリージダ農業相(SNSより)
「『イタリア風』を代表する最悪の商品だ。EU議会の売店に並んでいるなんて許し難い。直ちに調査するよう要請した」

“最悪の商品”と怒りを露わにしたのは、ベルギー・ブリュッセルにあるEU議会の売店で売られていた「カルボナーラソース」。
これがイタリアの政界を巻き込む騒動となっているというのです。