アメリカの首都・ワシントンのホワイトハウス近くで、州兵2人が銃撃されました。容疑者は拘束され、アフガニスタン人の男だと報じられています。現場から中継でお伝えします。
事件現場は、ホワイトハウスからわずか500メートルほどの距離にあります。現地時間26日午後、2人の州兵が撃たれました。警察が現場検証を続けています。
この場所は公園やオフィスビルが多い、落ち着いたエリアで、祝日の前日ということもあり、多くの市民や観光客が集まっていました。
銃撃されたのは、治安対策でウエストバージニア州から派遣されていた州兵で、重傷だということです。地元当局は容疑者1人を拘束し、「単独犯だとみられる」と発表しています。
CBSテレビは、容疑者が2021年に入国した29歳のアフガニスタン国籍の男と確認されたと伝えています。
事件に遭遇した日本人留学生
「銃声がドン、ドン、ドン、ドンというのが聞こえて、人が一斉に走ってくるのが見えて、あれ、おかしいなと気づいた感じです。心臓マッサージをしている人の姿が見えて、これは銃撃だなと」
フロリダ州の自宅に滞在中のトランプ大統領は先ほど、「この凶悪な襲撃は、悪意と憎悪、テロ行為であり、我が国全体に対する犯罪だ」と話し、犯行を強く非難しました。
事件を受けて、アメリカ政府はワシントンに州兵500人を追加派遣する方針を明らかにしています。
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