母親に連れられて来日したタイ国籍の12歳の少女が東京のマッサージ店で違法に働かされていた事件で、タイ警察は人身取引などの疑いで母親の逮捕状を取ったと発表しました。
この事件は、タイ国籍の12歳の少女を東京・文京区のマッサージ店で違法に働かせたとして、経営者の細野正之容疑者(51)が逮捕されたもので、警視庁は、少女を店に紹介した母親についても児童福祉法違反の疑いで逮捕状を取っています。
タイ警察は24日、この母親が少女の人身取引などに関与した疑いが強まったとして、母親の逮捕状を取ったことを明らかにしました。
母親は現在、台湾で拘束されていますが、タイ警察は「今後1~2か月以内に母親が台湾から日本へ移送され、日本での法的手続きが完了すればタイに送還される」との見通しを示しています。
香港政府トップ「極めて誤った発言」高市総理発言を公に初めて批判