“総理答弁”撤回は?野党追及

国会では、台湾有事をめぐる“総理答弁”について追及が続きました。

共産党 山添拓 政策委員長
「事の発端は高市総理の国会答弁です。今般の日中関係の悪化の原因は“日本側にある”という認識をお持ちか」

茂木敏充 外務大臣
「一貫した政府の方針を申し述べたものだと、私は理解をしています」         

山添拓 政策委員長
「例えば石破前総理、台湾海峡をめぐる懸念があっても日本の対応について公言してこなかったのがこれまでの政府の立場だと思う。外務大臣改めて、この答弁撤回すべきではありませんか」

茂木敏充 外務大臣
「同じ党に属しているにしても、それぞれ議員として見解をお持ちであって、それについてコメントすることは差し控えたい」     

撤回するかどうかについては、終始言及を避けました。日中関係が冷え込むなか、高市総理はG20サミット出席のため、21日に出発します。