ウクライナへの擁護的な姿勢で知られるアメリカのケロッグ・ウクライナ担当特使が辞任する意向だと報じられました。

ロイター通信は19日、ケロッグ特使が来年1月に辞任する意向を側近に伝えたと報じました。

関係者の話として、ウクライナを担当する当局者が多過ぎることと、「和平交渉を遅らせているのはロシア側である」という認識が政権内で共有されていない点が辞任の理由だとしています。

ケロッグ特使はロシアによるインフラへの攻撃を強く非難するなど、ウクライナの擁護派として知られていて、ロイター通信は、辞任はウクライナ政府にとって痛手になる可能性があると伝えています。