高市総理の台湾有事に関する発言をめぐり、反発を強める中国ときのう、局長級協議がおこなわれましたが、平行線を辿っています。協議の後の撮影について、木原官房長官は中国側に新たに申し入れをしたことを明らかにしました。国会記者会館から中継です。
きのうの局長級協議のあと、中国側がメディアに撮らせた映像が物議を醸していますが、木原官房長官は先ほどの会見で、中国側に「しかるべき申し入れをおこなった」と明らかにしました。
きのうの協議が終わった後、両局長が姿を見せた際、中国の劉局長はポケットに手を入れる一方、日本の金井局長が頭を下げるように見える様子が撮影され、中国メディアを通じて、拡散しています。
木原稔 官房長官
「日本側としかるべく調整されない形でプレスアレンジが行われた点、この点については中国側に対し、しかるべく申し入れを行いました」
宣伝戦の一貫とも見られますが、木原長官は日中間で調整されないまま撮影されたものだとして、中国側に申し入れをおこなったと明らかにしました。
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