(ブルームバーグ):北米で外食チェーンを展開するカナダのMTYフード・グループは、身売りを含む戦略的選択肢の検討を進めていると明らかにした。
同社は米国とカナダで「コールド・ストーン・クリーマリー」や「ウェッツェルズ・プレッツェルズ」、「ミスター・サブ」など80余りのブランドをフランチャイズ運営している。
MTYは17日発表した声明で、財務アドバイザーと協議しながら「株主価値をさらに高めるため、潜在的な戦略的選択肢の特定・検討・評価を進めている」と説明した。選択肢には、全社ないし一部事業の売却のほか、現行の事業計画遂行も含まれるという。
ロイター通信が関係者の話として、MTYがトロント・ドミニオン銀行を起用して売却の可能性を探っていると報じたことを受け、17日のトロント市場で同社の株価が急伸。終値は13%高と、2021年以来の大幅な上げとなった。
同社の6-8月(第3四半期)売上高は2億9700万カナダドル(約328億円)と、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均を2%上回った。
原題:Cold Stone Creamery Owner Explores Potential Sale, Other Options(抜粋)
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