(ブルームバーグ):城内実経済財政担当相は18日、政府の経済対策策定による財政悪化懸念を背景とした長期金利上昇に関し、「長期金利の動向をはじめ、金融資本市場の動きについては引き続き十分に注視していく」と述べた。閣議後会見で語った。
城内氏は「長期金利はさまざまな要因で市場において決まる」と述べた上で、長期金利上昇についての具体的なコメントを控えた。
18日の債券相場は下落(金利は上昇)し、新発10年国債利回りは1.75%と2008年6月以来の高水準を付けた。政府が取りまとめる経済対策によって財政が悪化するとの懸念が強い上、19日に行われる20年国債入札を警戒する売りが優勢だ。
他の発言
- 規模について予断をもって言及することは差し控えたい-経済対策
- 中国の一連の措置によるマクロ経済への影響を含めて引き続き状況を注視-中国が日本への観光・留学に注意喚起
--取材協力:山中英典.
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