長引けば…最悪の場合、日米関係にも影響か

藤森祥平キャスター:
22日~23日に南アフリカで開催されるG20サミットで、高市総理と李強首相の会談があるのではないかと見られていましたが、中国側から「会う予定はない」と発表されました。

小川彩佳キャスター:
「対話のテーブルにも着かない」という強いメッセージなのでしょうか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏:
しばらくは、日中双方、特に中国は国内の世論や日本の反応を見定める時間になると思います。

最良のケースとして、話し合いが進展して、水面下で沈静化して、ヒトの交流再開に向かうということであれば良いと思います。

しかし、最悪のケースを考えると、中国側がさらにモノも規制対象にしたり、場合によっては中国が持っているレアアース の輸出規制をしたりする可能性もあります。

こうした状況が続くと、2026年4月にトランプ大統領が訪中することになっていますから、トランプ大統領が「日中関係が悪いので、米中で仲良くしよう」となり、日本が置いてけぼりにされることまで考えられます。そういう意味では、今は岐路に立っていると言っていいと思います。

小川彩佳キャスター:
最悪の展開を避けるためには、やはり水面下の交渉ということですか?

TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏:
とりあえずは、お互いの接触を重ねていくしかないと思います。

最終的に、日本は今までの防衛政策と変わりないと言い続けることで矛を収める。日本側は米軍と自衛隊の訓練をしていますが、そこは曖昧にしておく。

中国側もそこは深入りしないというところで手が打てるかどうか。時間はかかるでしょう。

==========
<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
政治記者歴30年 福島県出身