読書量減少の理由「スマホに時間が取られる」

ブックラウンジが増える一方で、読書量は減っているという調査があります。
【1か月に読む本の冊数】
・1、2冊読む:27.6%
・本は読まない:62.6%
【読書量が減っている理由(複数回答)】
・(携帯電話・スマートフォン等)情報機器で時間が取られる:43.6%
・仕事や勉強で忙しくて時間がない:38.9%
・視力など健康上の理由:31.2%
・テレビの方が魅力的である:19.8%
・読書の必要性を感じていない:8.5%
(いずれも文化庁 2023年度「国語に関する世論調査」)
文芸評論家 三宅香帆さん:
私は1か月に20冊くらいは読むのですが…。本を読む人が減っているというのは、本を読む側としては切ないものがあります。
しかし、ブックラウンジなどがあると、「とりあえず書店に行こう、そのついでに面白そうな本があったら買おう」という流れになると思うので、書店にラウンジができるのはすごくポジティブだなと思います。しかも(利用方法によっては)カフェに行くよりもいいのではないかと思ったりもします。
井上キャスター:
私は仕事に関する本を優先的に読むので、読みたい本は後回しになってしまうのですが、月1、2冊読めればいいかなというペースで本を読んでいます。
高柳光希キャスター:
私は月に1冊くらいです。読書を共有する友達が何人かいるので、その人たちにレコメンドされたものを読むという感じです。
出水キャスター:
そういうコミュニティ作りもすごくいいですね。
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<プロフィール>
三宅香帆さん
文芸評論家
著書「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」で「新書大賞2025」受賞
31歳