IUCN=国際自然保護連合は9日、高級食材のアワビを絶滅危惧種に分類しました。
IUCNは9日、世界の生き物の絶滅危険度を評価したレッドリストの最新版を公表しました。IUCNがアワビを評価するのは今回が初めてで、「世界の54種類のうち20種類が絶滅の危機にある」と評価しました。
日本で採取される「クロアワビ」「メガイアワビ」「マダカアワビ」の3種類も選定され、3段階ある絶滅危惧種のランクのうち2番目です。
主な要因には乱獲や密漁、気候変動や環境汚染などが挙げられました。
アワビの評価を主導した研究員は「漁業割り当てや密漁対策の強化が重要だが、長期的には海洋科学と温度の変化を止める必要がある」と述べています。

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