アメリカと中国の首脳会談がきょう、韓国で行われます。高まっていた両国の緊張が緩和に向かうのかが焦点です。
アメリカのホワイトハウスは、トランプ大統領が中国の習近平国家主席ときょう午前11時から韓国で会談すると発表しました。
対面での会談は第2次トランプ政権の発足後初めてで、中国によるレアアースの輸出規制に対抗しアメリカが100%の関税に言及するなどして高まっていた両国の緊張が緩和に向かうのかが焦点です。
ベッセント財務長官は、中国側がレアアースの規制導入を1年間見送る一方、アメリカ側も関税を発動しないことで合意できるという見通しを示しています。
また、トランプ氏は29日、合成麻薬「フェンタニル」のアメリカへの流入をめぐり、中国側が規制を強化するとの見通しを示し、アメリカ側も20%の追加関税を引き下げる可能性に言及しています。
アメリカ・FRB 政策金利0.25%の引き下げを決定 2会合連続 12月1日から「量的引き締め」停止へ