アメリカの半導体大手・エヌビディアの時価総額が、世界で初めてとなる5兆ドル、日本円でおよそ760兆円を突破しました。

29日のニューヨーク株式市場でエヌビディアの株価は、一時、前の日の終値から5%近く上昇し、時価総額が5兆ドル=日本円でおよそ760兆円を超えました。

アメリカメディアによりますと、5兆ドルを突破したのは世界の上場企業で初めてです。

エヌビディアの時価総額は今年7月に世界で初めて4兆ドルを突破したばかりです。

ブルームバーグ通信は、株価急上昇のきっかけとして、アメリカのトランプ大統領が30日に予定されている米中首脳会談でエヌビディア製の半導体「ブラックウェル」について協議する見込みだと前日に述べたことを挙げていて、会談の行方が注目されます。