アフリカ東部のケニアで小型飛行機が墜落し、乗っていた観光客ら11人が死亡しました。

AP通信によりますと、28日午前5時半ごろ、ケニア沿岸部の飛行場から南西部にあるマサイマラ国立保護区に向かっていた小型飛行機が墜落しました。

航空会社の発表によると、飛行機にはハンガリー人8人とドイツ人2人、それにケニア人のパイロット1人が乗っていましたが、全員死亡したということです。

現地は天候が悪く、早朝から激しい雨が降っていたということで、航空当局などが事故の原因を調べています。

マサイマラ国立保護区では毎年この時期に、ヌーが群れを成して大移動する様子が見られることから、世界中から多くの観光客が訪れています。