ロシア国内の2か所の空軍基地へのドローン攻撃について、アメリカ政府は「ウクライナに攻撃を促してはいない」などとして関与を否定しました。

ブリンケン国務長官
「我々はウクライナがロシア国内に攻撃するよう促していないし、それを可能にさせてもいない」

アメリカ政府は6日、「ウクライナにロシア国内で使うための武器は提供していない」として、ロシアを含む各国に対し、ロシア領土内での攻撃に関与していないと表明しました。

一方、ロシア国防省は、爆発のあった2つの空軍基地がウクライナ国境から数百キロ離れた場所にあったことに関連し、“ウクライナがソ連製のドローンで攻撃を試みた”と指摘しています。

ウクライナが所有するドローンには航続距離1000キロのものもあるとされます。また、ウクライナ軍事企業は4日、最大航続距離1000キロの無人機の開発が最終段階にあるとしています。