フランス・パリの博物館から2億6000万円相当の金塊を盗んだとして中国出身の女が逮捕された事件で、捜査当局は博物館のドアが電動カッターで破壊されていることなどから計画的犯行とみて捜査しています。
記者
「パリ自然史博物館で展示されていた金塊6キロが盗まれる事件が起きました。ショーケースをガスバーナーで溶かして中の金塊を持ち出したということです」
この事件は、先月16日にパリの自然史博物館から金塊6キロを盗んだとして、先月30日に中国出身の女がスペインで身柄を拘束されたものです。
パリ検察によりますと、犯行時間は深夜1時から3時間ほどで、犯人は電動カッターで博物館のドアを壊して中に侵入し、ショーケースをガスバーナーで溶かして金塊を持ち出したということです。
現場には電動カッターやガスバーナーのほか、のこぎりなども残されていました。
捜査当局は、計画的な犯行とみて盗まれた金塊の行方や共犯者の有無についても調べています。

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