来週予定される総理大臣指名選挙をめぐり、自民党の高市総裁が参政党の神谷代表に協力を要請しました。

自民党の高市総裁と参政党の神谷代表はきょう午後、国会内で会談し、高市氏は総理指名選挙で自らに投票するよう協力を求めたということです。

会談後、神谷氏は「高市氏と考えが重なるところがある」と述べ、検討する考えを示しました。

参政党 神谷宗幣 代表
「私としては半分ぐらいは重なるところが高市総裁とはあると思ってますので、我々の軸がさっき言ったように国益にかなうかどうかと考えた場合、高市さんが総理大臣になられるということであれば、日本は少し良い方向に向くのかなという期待はある」

きのうは、自民党の参議院の会派に政治団体「NHKから国民を守る党」の斉藤健一郎参院議員が入会しています。

また、自民党は無所属議員7人でつくる衆議院の会派「有志・改革の会」にも接触を図っていて、日本維新の会との連立協議に加え、少数会派の理解も得ることで高市総理選出を確実にしたい考えです。