自民党はきょう、公明党の連立離脱を受けて「両院議員懇談会」を開催しました。終了後、高市総裁は「今回のことはわたしの責任だ」と謝罪したことを明らかにしました。

自民党はきょう午後、党に所属する衆参すべての国会議員を対象に「両院議員懇談会」を開き、高市総裁が、公明が連立離脱にいたった経緯などを説明し意見を交わしました。

懇談会はおよそ1時間半にわたり行われ、終了後、高市氏は記者団に「連立離脱はわたしの責任だ」と謝罪したことを明らかにしました。

自民党 高市早苗 総裁
「今回の連立離脱ということは、もうこれはわたしの責任でございますので、皆様にお詫びを申し上げました。その上でまだ衆議院も参議院もですね、これは比較第一党でございますので、しっかりと安定した政権を作っていくというのが国家国民のために非常に重要なことであるということを申し上げました」

また、来週に予定されている総理大臣指名選挙をめぐっても、「合意できる政党と一緒に歩めるように努力をしていく」と述べました。

自民党 高市早苗 総裁
「首班指名の瞬間、ギリギリまでわたし自身もこの3日間、連休の間も作業を続けておりましたが、執行部でも手分けをして、一生懸命合意できる政党と一緒に歩めるように努力をしていくので、多くの国会議員の皆様のお力もお借りしたいし、ご協力を得たい旨を申し上げました」