ウクライナは5日、全土へのミサイル攻撃を受け、ゼレンスキー大統領によりますと、4人が死亡したということです。

ウクライナ大統領府の副長官は5日に、ウクライナ全土でロシア軍によるミサイル攻撃があったと発表しました。

ゼレンスキー大統領は、死者は4人にのぼると明らかにしましたが。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「70発のロシアのミサイルが発射され、ほとんどが撃ち落とされた」

ミサイルを迎撃したということは「テロを打ち負かすことができるという確固たる証拠だ」と強調しています。

一方、ロシア国防省は5日に起きたロシア国内の2つの空軍基地での爆発について「ウクライナ側がロシアの長距離の軍用機を無力化するために、ソ連製の無人機で攻撃を試みた」と発表。撃墜したものの、落下した無人機が爆発し軍用機2機が損傷したほか、ロシアの整備員3人が死亡したとしています。

こうしたなかプーチン大統領は。

ロシア プーチン大統領
「修復工事では何人働いていたのか?」
ロシア フスヌリン副首相
「500人で24時間体制です」

一方的に併合したウクライナ南部クリミアと、ロシア本土を結ぶクリミア橋を自ら運転し渡りました。この橋は10月に起きた爆発で一部が崩れていましたが、復旧をアピールする狙いがうかがえます。