野党内の駆け引きも激化しています。立憲民主党と日本維新の会、国民民主党の幹事長がきょう午後、会談し、総理大臣指名選挙での野党候補一本化をめぐって協議する予定です。国会から中継です。
公明党の連立離脱によって主要な野党が一本化できれば政権交代が可能な状況ですが、国民民主党の玉木代表は慎重な姿勢を崩していません。
午後には立憲民主党の呼びかけで、日本維新の会・国民民主党の両党との幹事長会談が行われる予定です。
話し合いがまとまれば近く3党の党首会談が行われる見通しですが、玉木代表はきょうの会見でも野党がまとまった行動を取ることに慎重な姿勢を崩していません。
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「基本政策の一致が仮に政権をともにすることであれば不可欠。やはり一致させておかないと政権もガタガタします」
総理指名選挙をめぐって野党内の駆け引きは激しくなっていますが、野党内の一部からは「一致するのは難しい」との見方が広がっています。
今、与野党駆け引きの軸となっているのは国民民主党で、午後、自民党のほか、公明党との幹事長会談を行う予定です。
総理指名選挙で自民党の高市総裁か、野党統一候補のどちらが選出されるのか、不透明な状況が続いています。

高市総裁「連立離脱は私の責任。おわびを申し上げた」と陳謝 自民・両院議員懇談会を開催 公明党連立離脱に「選挙協力」「総理大臣指名選挙」どうなる