悪質な不正転売が問題となるなか、フリマ大手のメルカリは転売目的でトラブルが急増しそうな商品の取引を禁止すると発表しました。
メルカリ 迫俊亮CEOマーケットプレイス
「マーケットプレイス内の安心安全が著しく損なわれる可能性のある商品は、出品禁止などの対応を実施する方針を策定した」
これまでメルカリでは、法律に触れるもの以外は原則、自由に利用者間で取引されてきましたが、今後、不正な出品や転売目的でトラブルが急増しそうな出品について禁止すると発表しました。
メルカリが取引の基本原則を改定するのは2021年に発表されて以来、初めてです。
メルカリでは、「ニンテンドースイッチ2」が発売された際、箱だけが出品される不正出品や、出品者への誹謗中傷などのトラブルが相次いでいて、新たな原則では、「出品禁止」すべきだった事例だとしています。
日本マクドナルドのハッピーセットでポケモンカードが配布された際に転売目的の大量購入や食品廃棄が問題となっていました。

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