今月中旬以降に召集される見通しの臨時国会でおこなわれる総理指名選挙での対応をめぐり、立憲民主党は国民民主党に対し、野党で統一候補を擁立するための協議を呼びかけ、「玉木代表も有力な候補だ」と伝えました。
きょう午前、立憲民主党と国民民主党の幹事長らは国会内で会談し、次の臨時国会での総理指名選挙をめぐって協議しました。
立憲の安住幹事長は、総理指名選挙では主要な野党で統一候補を立てることを検討するよう求め、「野田代表にはこだわらず、玉木代表も有力な候補だ」と伝えました。
これに対し国民民主党の榛葉幹事長は、政策や理念が一致しない政党と行動を共にすることは出来ないという考えを示しました。
国民民主党 榛葉賀津也 幹事長
「我々は数合わせではなくて、誰かをやっつける政治じゃなくて政策実現なんで。異なった主義・主張の政党と打算でですね、数合わせで首班指名(総理指名選挙)を一緒に行動をとるということは考えていません」
こうした中、自民党の高市総裁は午後、きのう発足した新たな執行部と共に野党側へあいさつに行く予定です。
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