1グラムあたりの金の小売価格が初めて2万1000円を超えました。
貴金属の販売などを行う田中貴金属工業の発表によりますと、きょう午後の金の店頭小売価格は1グラムあたり税込み2万1039円となり、初めて2万1000円を超えました。
自民党総裁選で高市氏が勝利し、積極的な財政政策が取られるとの思惑から円相場は1ドル=150円台まで急速に円安が進行。円建ての金価格が上昇したほか、アメリカの政府機関が閉鎖された影響から、比較的安全とされる金の需要が高まっています。
大阪取引所で取り引きされている来年8月物の金の先物価格も1グラム1万9247円と最高値を更新しています。

【“高市トレード”の3段階】エコノミスト・末廣徹/日経平均が最高値/金融緩和期待で円安加速/財政リスクで長期金利↑/“麻生ファクター”の影響は?/日銀利上げは「1月」か【The Priority】