(ブルームバーグ):米歌手テイラー・スウィフトの最新アルバム「The Life of a Showgirl(ライフ・オブ・ア・ショーガール)」の発売に合わせて公開された映画が、週末の北米映画興行収入で首位となった。作品はスウィフト自身による楽曲への個人的な思いや歌詞付きのミュージックビデオで構成されている。
AMCエンターテインメント・ホールディングスが配給した「テイラー・スウィフト:オフィシャル・リリース・パーティー・オブ・ア・ショーガール」のチケット売上高は3300万ドル(約49億円)だった。業界調査会社ボックスオフィス・プロの予想中央値(3500万ドル)をわずかに下回った。

AMCによると、この作品は海外でも1300万ドルを売り上げた。同社によれば、このイベントはわずか2週間前に発表され、通常の映画で行われる木曜夜や金曜午前の先行上映を実施しなかったという。
スウィフト関連映画をAMCが配給するのは今回が2作目。同社のアダム・アーロン最高経営責任者(CEO)はスウィフトの両親と親交がある。2023年に公開されたコンサート映画「テイラー・スウィフト:エラズ・ツアー」は世界興行収入が2億6170万ドルを記録。史上最も成功したコンサート映画となった。この作品の封切り後初の週末の北米興収は9320万ドルだった。
原題:Taylor Swift Album Release Party Brings $33 Million to Theaters(抜粋)
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