先月、大陸間弾道ミサイル=ICBMを発射した北朝鮮に対し、韓国政府が追加の独自制裁を科すと発表しました。
韓国政府は北朝鮮に対する追加の独自制裁として、核・ミサイル開発および制裁回避などに関与した8人と7機関を新たに制裁対象に追加しました。「ICBMの発射を含め、北朝鮮の核・ミサイルによる脅威の高まりに断固として対応する」ためとしています。
金正恩総書記の妹で朝鮮労働党副部長の与正氏は先月の談話で、韓国が追加の独自制裁を行えば「われわれの敵愾心と怒りは一層大きくなり、それはそのまま自らの首を絞める」などと警告していて、今回の措置に北朝鮮は強く反発するものとみられます。

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