(ブルームバーグ):中国の資源大手、紫金鉱業集団傘下の産金会社、紫金黄金国際の株価は香港上場初日の30日に急伸した。同社の新規株式公開(IPO)規模は32億米ドル(約4760億円)と、グローバルで今年5月以来の大型IPOとなった。
IPO価格は1株当たり71.59香港ドル。同社の時価総額は3000億香港ドルと、カナダのテック・リソーシズなどを上回る水準となった。
30日の香港市場で、株価はIPO価格を一時66%上回る119香港ドルを付けた。前日のグレーマーケット取引でも上昇していた。
過去3年にわたる記録的な金の強気相場が今後も続くと楽観的見方が広がる中で、今回の上場は行われた。鉱山株全般も押し上げられ、資金調達の追い風となっている。
香港市場では今年、世界的な大型IPO2件が実施され、IPO総額はこのままいけば、4年ぶりの高水準となる。
原題:Zijin Gold Soars in HK Debut After World’s Top IPO Since May (1)(抜粋)
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