高校生「民主主義ゆるがしかねない」
和やかなムードに包まれる場面もありましたが、こんな鋭い指摘も…

高校生
「小泉さんの陣営がニコニコ動画でステルスマーケティング的なコメントをするよう指示していたと報じられている。言論の自由や選挙の公正さにかかわり民主主義を揺るがしかねない事態だと考えます」

農水大臣 小泉進次郎氏(44)
「再発防止に努め、そして最後まで緊張感をもって臨みたい」
総裁選が本格化する中での、小泉陣営の“やらせコメント”問題。
陣営の広報責任者だった牧島元デジタル大臣の事務所が、小泉氏に好意的な内容を動画サイトに書き込むよう関係者にメールで依頼していたものです。
牧島事務所が送ったメールの文言
「ぜひ書き込める方は、ポジティブなご意見を【早い段階から】コメントいただけると幸いです!」


陣営が示した投稿コメントの例は「24」。小泉候補を称賛する内容だけでなく、他の候補者への批判と受け取られかねない内容も。実際の配信では例文と同じ文がいくつか投稿されていました。
突如浮上した“やらせコメント問題”に、街の人は…

40代女性
「『ごめんなさい』と言うことに終始して、『何でやったのか』や『何でやって良いと思ったのか』に全然触れない。自民党の候補の中でもそこに突っ込まないのが凄く気持ち悪い」
70代
「他もやるかもしれませんよね。やっているかもしれないし」

野党側も疑問を呈しています。立憲民主党の野田代表は、小泉陣営に限定するのでは無く、自民党に実態を調査するよう要求。
国民民主党の玉木代表も「国政選挙でも自民党はステマを行っているのではないかと疑わざるを得なくなる」と指摘。
この問題、本質はどこにあるのでしょうか。