旧統一教会の被害者救済法案をめぐり、自民党と立憲民主党が審議日程などについて協議しましたが、折り合いがつかず、きょう、与野党6党の国対委員長会談を行うことになりました。

国会ではきのう午後、自民党の高木国対委員長と立憲民主党の安住国対委員長が会談し、救済法案の審議日程などについて協議しました。

高木氏が速やかな審議入りを求めたのに対し、安住氏は法案の修正を主張し、折り合いがつきませんでした。

立憲民主党 安住淳国対委員長
「我々はいつも被害者とともに寄り添わないといけない立場だから、そう簡単にザル法と言われているような批判を受けるような法案を通すわけにはいかない」

きょう、与野党6党の国対委員長会談で審議日程などについて再び協議しますが、合意に至るかは不透明で、会期末を前に与野党の攻防が激化しています。