アメリカを訪問中の石破総理は、きょう国連総会の一般討論演説に臨み、国連の安保理改革などを訴えることにしています。

石破総理は日本時間のきのう夜、ニューヨークに到着しました。

きょう午前には国連総会の一般討論演説に臨み、ロシアによるウクライナ侵攻などへの対応で“機能不全”を露呈している国連の安保理改革などを訴える予定です。

また、核軍縮・不拡散に関する日本の立場や取り組みを発信する予定で、石破総理は「国際社会が再び分断と対立に向かっている」として、「分断より連帯、対立より寛容」をキーワードに国際社会へメッセージを打ち出したい考えです。

今回の訪問ではアメリカのトランプ大統領との接触も調整していて、トランプ氏との間で築いた協力関係を次の総理大臣に引き継ぐ意向を伝えたい考えです。