高市前経済安全保障担当大臣は自民党総裁選の共同記者会見で、国会での総理大臣指名選挙までに野党との連立拡大をめざす意向を明らかにしました。
自民党の総裁選をめぐり、高市氏はきょう午前に開かれた共同記者会見で、野党との連携について「連立の拡大をめざす」と述べました。
そのうえで、連立拡大の協議をおこなう時期については、「首班指名までにできるように精一杯の努力をしたい」と述べ、総裁就任後に野党との連立交渉に着手する考えを示しました。
また、財政に関して、高市氏以外の候補は、赤字国債の発行に慎重姿勢を示していますが、高市氏は自身が打ち出す積極的な成長戦略のために、「まずは税収の余剰分を当然使う」としたうえで、「どうしてもというときには国債の発行もやむを得ない」と述べました。

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