立憲民主党はきょう、新たな執行部の人事を決定します。野田代表は、衆議院の安住予算委員長を幹事長に起用する方針を固めました。
野田代表は、午後行われる両院議員総会で新たな執行部の人事を示す予定で、複数の関係者によりますと、幹事長に衆議院予算委員長の安住淳氏を起用する方針を固めています。
代表代行には、去年行われた代表選に立候補した当選2回の吉田晴美衆院議員を、新設する広報委員長には、当選2回の渡辺創衆院議員を抜擢します。また、政調会長には、同じく当選2回の本庄知史衆院議員を起用する方針を固めました。
夏の参議院選挙で立憲民主党は議席を増やせず「事実上の敗北」と総括していて、野田代表は若手を積極的に登用する新たな執行部で巻き返しをはかりたい考えです。
立憲民主党 斎藤嘉隆 参院国対委員長
「さらに政治的空白を、自民党さんの内輪の権力闘争によって生じようとしている。もう私は正気の沙汰とは思えません」
こうしたなか、立憲民主党や日本維新の会など野党10党派は、憲法53条に基づいて臨時国会の召集を求める要求書を、きのう、額賀衆院議長に提出したのに続き、関口参院議長にも提出しました。
これを受け、石破内閣は臨時国会の召集を決定する必要がありますが、召集時期の期限は規定されていません。

【速報】立憲民主党が新執行部を発足 幹事長に安住氏、当選2回の若手議員3人を幹部に抜擢