野党側は「自民党の総裁選でこれ以上の国政の停滞は許されない」として、憲法に基づいて臨時国会の召集を求める要求書を提出しました。
立憲民主党 笠浩史 国対委員長
「これから1か月以上もさらに(政治)空白が続くということになりますので、国会がもう全く開かれないということは国民の皆様方の負託に応えることにはならない」
立憲民主党や日本維新の会など野党9党派はけさ、臨時国会の召集を求める要求書を額賀衆院議長に提出しました。
憲法53条では、衆議院か参議院のいずれかで議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は臨時国会の召集を決定しなければならないと定めています。
野党側は、「ガソリンの暫定税率廃止などを実現するため、総裁選の期間中でも臨時国会を開くべきだ」と主張していますが、要求があった場合の召集時期の期限が規定されておらず、石破内閣は応じない見通しです。

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