なぜ家賃上昇?安く住むなら「城東エリア」か「アパート」
出水キャスター:
なぜ家賃がこれほど上昇しているのでしょうか。
アットホームラボ・データマーケティング部の磐前淳子部長によると、建築費用などのコストが上昇していることや、「購入」から「賃貸」へ需要が増加していること、新築マンションが値上がりしていることなどが要因だということです。
また「TERASS」の江口社長によると、物価高で共用部などの光熱費などが高騰していることや、都市部に人口が集中し、供給バランスが崩れていることによって、新築だけでなく既存のマンションの家賃も高騰しているということです。
東京周辺のマンションの家賃はどうなっているのでしょうか。

【50~70平方メートル(ファミリー向き)マンションの平均家賃(7月)】アットホーム調べ
▼東京23区:24万7375円
▼東京23区外:13万675円
▼神奈川:13万3358円
▼千葉:11万5249円
▼埼玉:11万4522円
東京でも23区外になると10万円以上家賃が安くなります。また23区で働いている方だと通勤時間は長くなりますが、神奈川・千葉・埼玉などに場所を少しずらすと、手が出やすくなるかもしれません。

タレント・俳優 青木さやかさん:
私は個人事業主なので、年金を60歳まで払い続けても、月の支給額は6万円です。その額では、ワンルームでもなかなか都内には住めないですよね。そう考えると、賃貸よりも分譲の方が良いのかもしれないと思いました。
出水キャスター:
どうしても東京に賃貸で住みたいという場合は、江戸川区などの城東エリアは23区の平均家賃よりも低めになっています。
また、アットホームラボの磐前部長よると、マンションではなくアパートに住み替えることで、同じ面積でも平均20〜30%安くなるということです。
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<プロフィール>
青木さやかさん
タレント・俳優 高校生の娘の母
ギャンブル依存・肺腺がん闘病の経験も