石破総理の後任を決める自民党総裁選の動きが活発化する中、平デジタル大臣は、次期総裁について、“最先端のテクノロジーを活用した課題解決が出来る人物が望ましい”との考えを示しました。
石破総理の辞任表明を受け、自民党では総裁選がおこなわれることとなり、茂木前幹事長が出馬の意向を表明するなど、総裁選をめぐる動きが活発化しています。
こうした中、平デジタル大臣は会見で次期総裁について、“最先端のテクノロジーを活用した課題解決が出来る人物が望ましい”との考えを示しました。
平将明 デジタル大臣
「最先端のテクノロジーに対して、ある程度イマジネーションの働く方が国家のトップに立った方がいろんな政策が進みやすいと思います」
平大臣はこのように話した上で、近頃の政治の議論は「“税金まけろ”といった議論に終始しているように見える」と指摘し、中長期的な課題についてテクノロジーを活用した解決策を考えていける人がリーダーになることが望ましいとの考えを示しました。
また、総裁選をめぐっては旧派閥を中心とした動きが活発化していますが、平大臣は「派閥の領袖や長老が発言して流れを作るような総裁選をしたら、自民党は終わる」と強調した上で、“人が集まることが悪いわけではなく、議員が有機的に連携し、総裁選を戦うことは当然あるだろう”と話しています。

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