自民党と立憲民主党の国対委員長が会談し、立憲の笠国対委員長は石破総理の辞任表明について「あまりにも判断が遅い」と厳しく批判したうえで、今月中にも臨時国会を召集するよう改めて求めました。
立憲民主党 笠浩史 国対委員長
「(石破総理が)退陣をするということを表明されたというのはあまりにも判断が遅い。国会の肝心の場が自民党の党内抗争、党内事情のためになかなか開かれないということは、国民に対して許されないことだ」
国会では8日、自民党と立憲民主党の国対委員長が会談し、今後の国会運営について協議しました。
立憲民主党の笠国対委員長は「退陣を表明した石破政権は何の権限もない。新しい総裁が決まるまではさらに政治空白が続く」と指摘し、物価高対策などに対応するため、次の総裁を早く選び、今月中にも臨時国会を召集するよう求めました。
自民党の坂本国対委員長は、「執行部に伝えたい」などとして回答を持ち帰りました。

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