トランプ関税をめぐり赤沢経済再生担当大臣は、あすから訪米し、ラトニック商務長官らと10回目となる直接協議に臨むと明らかにしました。およそ80兆円の対米投資に関する共同文書の詳細を詰める方針で、自動車などの関税引き下げの早期実施につなげたい考えです。
赤沢亮正 経済再生担当大臣
「もう1日でも早く、一刻でも早く、(関税引き下げの)大統領令を出してくれということについては何ら変わっておりません」
赤沢大臣は、あすから3日間の日程でワシントンを訪問し、ラトニック商務長官らトランプ政権の閣僚との協議に臨みます。
関係者によりますと、日本はアメリカの求めを受け、80兆円の対米投資についての文書を共同で作る方針で、今回の協議で詳細を詰める見通しです。
日本側はこれまでの「合意文書は不要」との立場を変えて、投資の実行を確実にしたいアメリカ側の要望に応じることで、自動車を始めとする関税の早期引き下げを実現したい考えです。
高市政権めざす“現役世代の保険料の引き下げ” 財務省が審議会に診療報酬改定にあたって指摘「診療所の報酬適正化が不可欠」