(ブルームバーグ):インドネシア銀行(中央銀行)は20日、2カ月連続で政策金利を引き下げた。予想外の追加利下げで、金融政策の軸足を景気刺激に一段とシフトさせた。
同中銀は政策金利(BIレート)を0.25ポイント引き下げ、5%とした。ブルームバーグがエコノミスト39人を対象とした調査で、この利下げを予想していたのは9人だけで、据え置きが大方の見通しだった。
4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)が予想を上回る成長となったことを踏まえると、2カ月連続の利下げは意外感を伴う。
ただ、貸し出しや製造業の伸びが鈍く、今年5%の成長維持が困難とみられることから、内需を支えるためには、金融緩和の継続が必要との見方もある。
原題:Indonesia Surprises With More Easing Amid Prabowo’s Growth Goal(抜粋)
--取材協力:Norman Harsono、Prima Wirayani、Tassia Sipahutar.
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