ロシア大統領補佐官は、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の首脳会談について、近く開催することで原則的に合意したと述べました。開催地についても原則的に合意したということです。

タス通信などによりますと、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は7日、「アメリカ側の提案により、プーチン大統領とトランプ大統領が近く首脳会談を実施することで原則的に合意した」とし、アメリカとともに具体的な準備を進めていると明らかにしました。

日程については来週が目安とされているものの、「準備に何日かかるのか予測するのは難しい。来週中という選択肢も検討されていて、われわれは前向きだ」と述べました。

開催場所は原則的に合意しているとして、近く発表するとしています。

一方、6日にアメリカのウィットコフ特使がプーチン氏と会談を行い、ウィットコフ氏からウクライナのゼレンスキー大統領を含めた3首脳による会談について言及があったものの、ロシア側は「一切コメントしなかった」としています。

ゼレンスキー氏はSNSの中で、「ウクライナは会談を恐れない。ロシア側の勇気あるアプローチを期待する」としており、ウクライナの側から3か国首脳会談も含めた様々な会談のフォーマットを反故にすることはないとの姿勢をアピールしています。