(ブルームバーグ):米バーガーチェーンのシェイクシャックが発表した7-9月(第3四半期)の売り上げ見通しはアナリスト予想を下回った。インフレと消費者需要の低迷を要因に挙げている。
シェイクシャックは同期間の売上高を3億5800万(約540億円)-3億6400万ドルと予想。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均をわずかに下回った。
同社はコスト抑制のためにサプライチェーンの見直しを進める一方で新商品の投入ペースを加速し、広告費も増やしている。こうした取り組みに一定の効果は出ているが、外食需要に打撃を与えている経済不安を打ち消すには至っていないとしている。
7月31日のニューヨーク市場で同社株は一時約20%下落した。
同社によれば、業績は4-6月(第2四半期)を通して着実に上向き、7月には既存店売上高が3.2%増加したという。
最高財務責任者(CFO)のケイティ・フォーガティ氏は31日、アナリストに対して「客足は毎月改善している。今年後半の見通しも含めて非常に前向きにみている」と述べた。
また、ロブ・リンチ最高経営責任者(CEO)はアナリストに「サプライチェーンと業務の生産性を通して、牛肉価格の激しいインフレの影響を緩和できると確信している」と語っている。
4-6月期の1株当たり利益は44セント。アナリスト予想の37セントを上回った。
原題:Shake Shack Slumps on Weak Outlook, Soft Consumer Trends (2)(抜粋)
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