(ブルームバーグ):米E&Jガロ・ワイナリー傘下のハイ・ヌーンは、同社のウォッカセルツァー飲料が「セルシウス」ブランドのエネルギー飲料として誤って表示されていたとして、リコール(自主回収)を発表した。
米食品医薬品局(FDA)ウェブサイトに掲載された発表文によると、「これらの缶に入った液体を飲むと、意図せずアルコールを摂取することになる」と説明した。現時点で健康被害や有害事象の報告はないとしている。
同社の「ビーチ・バラエティ」12缶パックがリコールの対象。一部のセルシウス缶に誤ってウォッカセルツァーが充填されたことによるものだとしている。該当製品は7月21日-23日にかけて、フロリダ州、ミシガン州、ニューヨーク州、オハイオ州、オクラホマ州、サウスカロライナ州、バージニア州、ウィスコンシン州の店舗に出荷されていた。
ガロの広報担当者は電子メールで、この自主回収は「缶のサプライヤーによるラベル表示ミスが原因」だと説明。FDAや小売り業者、流通業者と連携して対応を進めていると述べた。
原題:High Noon Recalls Vodka Seltzers Mislabeled as Energy Drinks (2)(抜粋)
--取材協力:Bill Haubert.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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