(ブルームバーグ):24日の米株式市場で最も取引が活発な銘柄は、医療関連の情報技術会社ヘルスケア・トライアングルの株式だった。同社は時価総額の小さい低位株で、個人投資家を中心とする「ミーム株」人気の広がりを示している。
ヘルスケアの株価は前日比で2倍余りに上昇し、5セント(約7円)超となった。売買高は30億株を突破。ブルームバーグのデータによれば、この日の米株式市場全体の約15%を占める取引となった。
同社株は取引開始直後に138%上昇し、115%高で引けた。急騰を促す明確な材料は報じられていなかった。ヘルスケアはコメント要請にすぐには応じなかった。

ヘルスケア株はこの日の売買代金が約1億5000万ドルに達し、同社時価総額のほぼ7倍となった。
ミーム株人気が再び強まっている。百貨店のコールズやウエアラブルカメラメーカーのゴープロ、ドーナツ店チェーンのクリスピー・クリームなどの株価も、最近大きく動いている。
原題:This Five-Cent Meme Stock Just Made Up 15% of US Trading Volume(抜粋)
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