石破総理は、関税交渉を担当するアメリカのベッセント財務長官と面会し、今後、トランプ大統領と直接、会談する機会を設ける考えを示しました。

ベッセント財務長官は、明日おこなわれる大阪・関西万博のアメリカの「ナショナルデー」に参加するため来日していて、先ほど、石破総理を表敬訪問しました。

ベッセント氏との面会では、“トランプ関税”についても話題に上ったということです。

石破総理
「私から米国の関税措置について、双方の利益となる合意をまとめるように赤沢大臣との間で精力的に協議を続けてほしいと、このように申し上げたところであります」

日本への25%の相互関税は来月1日に発動される予定ですが、ベッセント財務長官からは「必ずいい合意ができる」との発言があったということです。

石破総理は「国益を背負ってトランプ大統領と直接、話をする機会は当然あるものというふうに考えている」と話し、トランプ氏との会談に意欲を示しています。