米コーヒーチェーン大手スターバックスは、週4日のオフィス勤務を9月29日から義務付ける。週3日から出社の必要日数を増やす。

14日発表の「バック・トゥ・スターバックス」プランによれば、リモート勤務の管理職は、米シアトルないしカナダのトロントに1年以内に移る必要がある。

ブライアン・ニコル最高経営責任者(CEO)は、昨年選任された際に移動を求められなかったが、今はシアトルに居住している。

スターバックスはニコルCEOの下で、顧客の快適さを高め、売り上げの改善を図る店舗の整備に着手するなど、立て直しを進める。同社の既存店売上高は5四半期連続で減少した。

ニコル氏はオフィス出社について、「アイデアを効果的に共有し、難問を創造的に解決し、はるかに迅速に動ける。ビジネスの好転に取り組む過程で、これら全ては、これまでになく重要だ」と説明した。

スターバックスは、離職を決めた従業員に早期退職プログラムも提供する。ブルームバーグ・ニュースが確認した社内文書によると、職位に応じて2万ドルから最大10万ドルの一時金を支払う。

原題:Starbucks Employees Required to Work Four Days in the Office (2)(抜粋)

--取材協力:Daniela Sirtori.

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