アメリカのEV大手テスラの今年4月から6月期の世界販売台数は、前の年の同じ時期に比べておよそ13%減少し、2四半期連続の減少となりました。

2日に発表されたテスラの今年4月から6月期の世界販売台数は38万4122台で、前の年の同じ時期に比べ13%減少しました。1月から3月期には統計開始以来、初めて2ケタの減少幅を記録していて、2四半期連続の減少となりました。

中国のEV企業の台頭に加え、テスラのCEO=最高経営責任者であるマスク氏による政治的発言への反発から始まった不買運動が続いている格好です。

マスク氏は5月末にトランプ政権を離れ、経営に注力するとしていますが、顧客離れを防ぐことができるかは不透明です。

一方、ブルームバーグ通信によりますと、販売台数は一部で予想されていた前年比20%減を上回ったため、株価は上昇しました。