アメリカのルビオ国務長官は外国への人道支援を担うUSAID=国際開発局の事業を正式に停止すると発表しました。
アメリカのルビオ国務長官は1日、「対外援助を再び偉大にする」と題した声明を発表し、外国への人道支援などを行ってきたUSAID=国際開発局の事業を1日付で正式に停止すると表明しました。
今後のアメリカの対外援助は国務省が管轄し、トランプ政権の政策に合致するものに限って行うとしています。
ルビオ長官は「遠く離れた国の機能不全な政府を支援するため、アメリカ国民が税金を払うべきではない」として、「支援は対象を絞り、期間も限定する」と強調しました。
第2次トランプ政権は1月の発足直後からUSAIDの事業を標的に予算の停止や大規模な人員削減を進めていました。

トランプ“相互関税” 連邦最高裁が合法性を11月から審理へ 2審の「違法」判断を不服とする政権の上訴を受理